ぎたー弾き

特別優秀じゃなくてもいい
だけど
いつも自分が納得できることをしたい

私にはそれが大切なんだと思う






しばらく伸ばしてたけど
また
爪を切りたいなぁと思う
ギターを弾きたい衝動に駆られて

切って弾いては
やめて伸ばして
また切って弾いて
それをずっとずっと繰り返してる

私にとって
ギターを弾くことに
どんな意味があるのかわからない
少しずつでも上手になってれば良いのだけど


意味なんか無いことが
もしかしたら最大の意味なのかもしれない

何の役に立つわけでもないのに
毎日部室に入り浸って
朝から夜までギターを弾いてた
でも別に練習するんでもなく

例えばチアは
それなりにプライドを持ってやってる
やるからには　上手になりたい

でもギターは
そうゆうんじゃなくて
一人で居る時は友達の代わりに
誰かと居るときはコミュニケーションのツールに
私の中では
趣味というよりは人に近くて

ちっちゃい子が
クマのぬいぐるみ連れて歩くようなもんか
別に理由はないのに
それが無いとどうしても不安な時がある
側にあるだけでほっとする



大切なものを守りたければ
無理に引っ張ったりしちゃいけない
ギターと私の間には
たしかに一本の境界線があって
私はそれを踏み越えたりしないように
ちょうどいい距離を保つようにしてる

ギターは私にとって
バランスを取るために必要なんだ
頑張りすぎたり　無理したりした時
崩れかけたバランスを整えてくれる

大切なことに　変わりはない